最近の自然災害は正直、目を見張るものがあり、毎年どこかで何らかの被害が発生していますよね。
それらの映像を見て、心を痛めている人はとても多いと思います。
今はどこの地域で起こってもおかしくない自然災害…それに対してしっかりと日ごろから備えておく必要があります。
インターネットや通販番組などを見ても防災グッズが常に話題になっていて、それが飛ぶように売れていますので、昔に比べて災害に対する危機意識が高くなっていると感じます。
防災グッズの中身は色々と入っていて、役に立つものが多いです。
ただ、防災グッズ一式だけでは、間に合わない事も多いんですよね。
例えば、大きな被害に遭うと避難所に行かなくてはならなくなります。
避難所に行くと、たくさんの被災者たちがいるのですが、どうしてもプライバシーというものがなくなってしまいます。
避難して最初の二日三日程度ならば良いのですが、それが長く続くとストレスが溜まりに溜まって、ちょっとした諍いが起きてしまう事も十分に考えられます。
イライラが募ってしまうと、どうしても喧嘩に発展してしまう事も致し方ないのかもしれません…。
しかも行動が丸見えとなると、更にストレス度は増し、MAXに達してしまいます。
しかし、避難所等の共同生活の場に間仕切りがあればどうでしょうか。
完全遮断というわけにはいきませんが、プライバシーが守られるため、ストレス軽減に繋がるのではないかと思います。
間仕切りを簡単に作る材料としてお勧め出来るのが実は段ボールなんです。
段ボールはとても軽いのですが、意外と丈夫なんですよ。
またハサミやカッターなどで簡単に切る事が出来ますので、サイズを変更したりする事もとても簡単に出来ます。
そして段ボールは意外と防音効果があったりします。これも嬉しいですよね。
ただ、段ボールで覆って無い部分からは声が漏れたりする可能性がありますが、それでも段ボールの間仕切りがないよりも全然マシです。
そして段ボールは保温効果が高いのも特徴です。
寒い時期に避難しなくてはならなくなった時、段ボールは非常に重宝するんですよ。
避難所は大きな体育館や、公民館などが多いのですがそのような場所は縦横に空間が広く、非常に寒いですよね。
ガンガン温める事が出来る暖房器具があれば良いのですが、空間が広いため、温めるのは困難です。
そんな時、床に段ボールを敷くと寒さが和らぐんですよ。
底冷えして眠れない、辛いという時は是非、段ボールを活用してみてください。
さらに保温性を高めたいと言う時は段ボールで筒を作り、その中に入るだけで寒さをしのぐ事が出来ます。
風を通しにくくなりますのでお勧めです。
床に敷いた場合、みんなの体重でそのうち薄くなってきますが、段ボールならばすぐに新しいものと取り替える事が出来るのも大きなポイントです。
簡単に取り替えられますので、少しでも快適な状態で過ごす事が出来るのは大きいですよね。
救援物資等が届いた際、段ボールがたくさん余ると思いますが、うまく有効活用する事で寒さを凌ぐ事が出来たり、防音効果を高めたり、プライバシーを守ったりする事が出来ますので、うまく利用してください。
段ボールは多目的に使える優秀な防災グッズと言っても過言ではないでしょう!