防災グッズに加えたい!重宝するラップの使い方

日本は美しい景観がとてもたくさんあるのですが、その反面、自然災害が多い国です。

地震や台風などどうしても避けることが出来ない災害がここ近年特に多いですよね…。

人間の力だけではどうすることも出来ない自然災害を乗り越えるには、日ごろから防災に対する危機意識を持つことがとても重要になります。

最近ではテレビ等でも防災グッズをクローズアップすることが多くなりました。

現にインターネット等でも防災グッズが飛ぶように売れています。

ただ、防災グッズとして家庭にある意外なものが役立つことも多く、その中でも絶対に持っておきたいのがラップなんです。

台所用品としてお馴染みのラップ、これを1本防災グッズの袋の中に入れておくだけでいざと言う時にとても重宝するんです。

自然災害が起きて避難生活を送らなくてはならなくなった時、断水することも少なくありません。

特に地震が起きた時、給水車が水を届けてくれるまでは、水を使うことが出来なくなる生活を強いられることが多いです。

そうなると食器の水洗いが出来なくなります。

そんな時、食器の上にラップを被せて、直接食べ物が触れないようにすることで洗う必要がなくなります。

ラップを被せると食べ物の油分や水分が下に通りませんので、食後はラップを剥がして捨てるだけでOKです。

出来るだけ水を使いたくない時にとても役に立つ方法です。

ただ、4人家族で1日3食分のラップを使うことになればすぐになくなってしまう可能性が高いです。

そんなに高級なものではありませんので、普段から少し多めに用意しておくと良いでしょう。

またラップは防寒対策としても抜群の威力を発揮します。

全く風を通しませんので、寒い冬を凌ぐのに役立ちます。

さすがに体全体に巻きつけるわけにはいきませんが、特に寒く感じる体の一部分に巻きつけるだけでも、かなりの防寒になります。

そして、避難時に怪我をしてしまうことも非常に多いですよね。

包帯の量が少ない、または持っていないと言う時にラップはとても役に立ちます。

傷口を清潔なタオルやティッシュなどで抑えた後、その上からラップを巻くことで包帯代わりとして利用することが出来ます。

またラップは自己吸着しますので、テープなどで押さえておかなくてもしっかりと固定する事が出来ます。

避難生活はすぐに病院に行く事が出来ないことも多いです。

怪我をしたら応急処置は必須になりますので、傷口をしっかりと守るためにもラップは非常に役に立ちます。覚えておいてくださいね。

まだまだラップは威力を発揮しますよ!

ラップを細く捻り、それを3本用意して三つ編みにすることでとても強いビニール紐のようになるんです。

避難時は何かを結んだり、固定をしなければならないことが結構出てきます。

手頃な紐があれば良いのですが、持っていても足らなくなってしまうことが多いと思います。

そんな時、ラップ紐を作ることで解決することが多いです。

そしてラップは油性マジックで字を書くことが出来ます。

メモ帳がない時や、不足している時にラップを利用してみてください。

はっきりとした字がスムーズに書けますので、伝言板代わりとして非常に重宝しますよ。

防災グッズはいろいろなものが注目されていますが、ラップは特に必需品として挙げられているアイテムです。

持っている防災グッズをチェックして、入っていないようならば、入れておくようにしてくださいね。